八代の「日奈久温泉」は約600年前、浜田六郎左衛門が父親の刀傷を癒そうと神に祈ったところ、夢でお告げあり教わったところを調べてみると温泉が湧き出ていたと伝えられています。その場所は今の本湯で、当時は海の中でした。

また、江戸初期に細川家の藩営温泉に指定され、八代城主や参勤途上の島津公もよく日奈久温泉を利用しました。

泉質は弱アルカリ単純泉で、さらりとした肌触りで湯上りもさっぱりです。関節痛、神経痛、冷え性などに効くと言われ、飲用としても胃腸病、糖尿病に効能があります。

そんな歴史深く、風情あふれる日奈久温泉では12月16日(土曜日)から来年1月31日(水曜日)までの期間、八代の特産品で世界最大の柑橘類としても有名な「晩白柚」を利用した晩白柚風呂を実施します。

爽やかな香りの晩白柚が浮かんだお風呂にゆっくりと浸かり、心も体もリフレッシュしてみませんか。実施期間は施設によって異なります。詳しくは各施設にお問い合わせください。

 令和5年度 日奈久温泉晩白柚風呂実施施設一覧 

施設名電話番号備考
あたらし屋旅館0965-38-0213 
鏡屋旅館0965-38-0026宿泊者のみ
金波楼0965-38-06113月末まで実施
不知火ホテル0965-38-0414 
新浜旅館0965-38-0838宿泊者のみ
ホテル 潮青閣0965-38-3300 
浜膳旅館0965-38-0103 
ひらやホテル0965-38-0015 
柳屋旅館0965-38-0125 
日奈久温泉センターばんぺい湯0965-38-06172階大浴場・3階家族風呂1月28日までの土日祝日のみ実施